各地の神社所蔵の神代文字の解読により、一般常識の「日本には漢字以前には文字は無かった」が??になりました。
同様に一般常識の「2300年前から渡来人がやってきて縄文人を追い出すか混血した」も??です。
根拠は最新のDNA研究で、Y染色体のD1bは日本人:韓国人:中国人=34.7%:1.6%:0.0% だからです。*1
しかし、古事記、日本書記、更に上つ記、富士古文書(神皇記)でも多くの渡来人のことが書かれております。
この矛盾を解決する一説があります。*1
(一説)
7300年前(BC5300年)に現鹿児島南方で起こった鬼界カルデラ噴火(破局噴火)で火山灰は近畿でも20cm程度。
死滅しなかった西日本縄文人は食料を求めて火山灰のない地域(日本の北方または当時無人に近い南朝鮮)に移動した。
紀元前2世紀の南朝鮮は西日本縄文人の国の倭で、紀元後は伽那、次に任那となる。
つまり、大勢の渡来人の大半は南朝鮮へ逃げのびた西日本縄文人の子孫だったので(里帰り)、混血してもDNAの変化は無しということです。
この一説では多くの古文献の記載内容とY染色体分析結果とは矛盾しません。
そして里帰りしなかった元縄文人の子孫は南朝鮮(韓国)に現在も若干おられます。
*1 「日本の誕生 皇室と日本のルーツ」長浜浩明、ワック