j.死後の世界観

宗教情報センターの2014年8月レポート「現代日本人の「死後の世界」観」*1を要約して紹介します。

【報告者所感】
1958年(半世紀前)
科学的な根拠のないことを信じるのは時代遅れであった。

2008年(21世紀)
従来の科学で証明できないからといって信じないのは時代遅れになったようだ。

(根拠)統計数理研究所(2008年)、NHK(2008年)、朝日新聞(2010年)、読売新聞(2008年)の意識調査結果

統計数理研究所(2008年) Q.「あの世」を信じる
全体:(1958年)信じる 20% 信じない 59% ⇒ (2008年)信じる 38% 信じない 33%
20代:(1958年)信じる 13% 信じない 67% ⇒ (2008年)信じる 49% 信じない 30%
※時勢要因と加齢効果を考慮すると、これからの時代は「あの世」を信じる人が過半数に達しそうです

読売新聞(2008年) Q.死んだ人の魂がどうなるか
生まれ変わる 29.8% 別の世界に行く 23.8% 墓にいる 9.9% 消滅する 17.6% 魂は存在しない 9.0%

朝日新聞(2010年) Q.死後の世界やあの世
ある 49% ない 43%

NHK(2008年) 輪廻転生を肯定する人は4割強と多い

(所感抜粋)
物質主義から精神主義へといった形而上的な次元だけでなく、GPSや携帯電話の普及など、生活を取り巻くメディアやツールも有線から無線へと変化し、現実社会でも「目に見えないけれども存在の確実性が共有されるもの」が身の回りに多くなった。
このような社会で育った若年層は、「目に見えないもの」や「あの世」を信じやすくなるのではないだろうか。

注)無線通信、デジタルコンテンツ、インターネット、人工知能、等々は『非物質』で質量もゼロ(零、霊)だが「在りてある」と幾度も色々なスレで言ってきました。
なーんだ、現代では常識的なことを語っていたに過ぎなかったということのようです。

*1 現代日本人の「死後の世界」観、藤山みどり、2014年8月15日
https://www.circam.jp/reports/02/detail/id=5097